勉強会で名刺交換をしただけではもったいないと思う話
この記事はdots.女子部 Advent Calendar 20164日目の記事です。
はじめに
勉強会に行くとかなりの割合で懇親会がありますね。で、懇親会ではよく名刺交換が行われますよね。その時そこで満足してしまって終わりにしたらもったいない!という話をしようと思います。
どこらへんがもったいないの?
名刺交換だけで終わってしまうと3つの点で損していると私は思います。
①頼れる存在が減る
難しいこと、困ったことに直面した時、頼れる仲間が多い方がいいと思っています。社内にエンジニアが複数人いたとしても①新しく出てきた情報なので情報が足りない(Swift3.0対応とか)、②社内でいくつも例があるわけではないので情報を得られない(最近審査入り遅いけどみんなも同じ?とか)、③社内に前例がないので不安(CIの導入とか)などなどいろいろあると思います。
だいたい社内、社外に限らず、様々なエンジニアの考えや実装に触れることで知見を得たり新しい何かを思いついたりすると思うので自己を顧みさせてくれる他者の存在は重要です。
②おいしい情報をキャッチし損ねるかも
常にいろんなところにアンテナを張ってうまく処理出来ている人であれば問題ないのですが、質の良い情報を効率良くキャッチするのって結構難しいですよね。むやみにRSS登録しても溜めてしまう可能性が(少なくとも私には)あります。でもエンジニアの人とSNSで繋がっていると、その人がシェアした良質な記事をちゃっかり見て勉強することができます。シェアをするということは良い記事だということなので積極的に読んでいけば良質な情報を素早くキャッチできます。これに関しては以前よそに寄稿した記事でもちょっと触れています。
※このメリットに関しては直接名刺交換していなくても勝手にTwitterフォローしていれば得られるものですがまぁ人物とアイコンが一致しないときもありますしTwitterで有名な人だけが有用な発言をしているとも限りませんし。。。
③転職等を機に連絡が取れなくなってしまう
そんなに該当するケースはないと思いますが、「あの時名刺交換した人と連絡が取りたい!」となった時に、もし名刺交換しかしていなくて、もしその人が転職してしまったら、連絡を取ることは難しくなります。
ではどうするのがいいのか
一番の解決策はSNSで繋がることだと思っています。そうすれば転職しようが引っ越ししようが連絡を取ることができますし、良質な情報をキャッチすることもできます。実際、私はエンジニアとFacebook, Twitterで繋がったことにより、面白いエンジニアイベントを知ることができたり、良い記事に出会っています。ということで少なくとも名刺交換したらその名前で検索してFacebookで友達になることをおすすめします。
ただし、そう簡単にいかないことも
場合によってはググラビリティならぬフェイスブッカビリティ(Facebook上での検索の引っかかりやすさ。私の造語)が悪い名前の方もいらっしゃると思います。私は今まで、名前で検索したものの同名の人がいっぱい出てきてどれが今日会った人なのかわからず友達申請を諦めた経験が多々あります。逆に誰かが私を見つけようと思った時にどれだかわからないということがあると悲しいなとも思いました。
ちょっとでも解決するために
私の場合は簡単に見つけてもらうため、その他理由により個人名刺を作り、そこにFacebookのアイコン写真を載せてます。ついでにTwitterやQiitaのアイコンに設定している写真も載せてます。こうすることにより検索した時に見つけてもらいやすいだけでなく、場合によっては名刺を交換した瞬間に「ああ、あの人か!」と言ってもらえるときがあります。
「フリーランスでもないのに個人名刺なんて」と思うかもしれませんがそんな迷いを取っ払って作ってみるメリットは大きいと思いますよ。私は「あの記事すごく参考になりました」と言ってもらえた時はとても嬉しかったです。
あと「名刺作るってどうすればいいの?難しそう」と思う方もいるかもしれませんが、結構簡単に作れます。私みたいにフォトショとかイラレとか使えない人でも作れます。名刺作成の話は以前LTでさらっとしました。が、結構ざっくりとした資料なので後ほどブログ記事として公開しようと考えています(早ければ今年どこかのアドベントカレンダーに乗り込んで公開する)。
ということで勉強会に行ったらぜひSNSで繋がる人を増やしましょう。