11/20 iOSオールスターズ2に参加してきました #eventdots
iOSの中でも素晴らしいエンジニアが登壇する勉強会に行ってきました。
トーク
「RxSwift in Practice」@成田さん
Rxってなかなかとっつきづらいんですよね。私もRxSwiftは使ったことあるのですがちゃんと理解しているかと言われると頷けない状況で。今回のトークでストリームについてはそれなりにわかったと思うのですが、やっぱり自分で実際書いてみないとなんとも言えないところなので、積極的に書いていきたいと思いました。また、実際のプロダクトに入れる時は「本当に入れる必要があるのか」を問うて検討したいと思いました。
「VC「もしかして...」Model「私たち...」「「入れ替わってるー!?」」を前前前世から防ぐ方法」@田中さん
www.slideshare.net
タイトルからトークの演出まで、とにかくファンタスティックなトークでした。
Viewに関するものとロジックが入り交じるなど「全部入り」のFatViewControllerが発生している状況をクリーンアーキテクチャで解決するという話でした。VCが太っちょになることは往々にしてあって、どのような設計思想で解決していくべきかは悩ましいところですがクリーンアーキテクチャ良さそうですね。ただクリーンアーキテクチャ全体のことについてはまだよくわからんのでこれから勉強しようかなというところです。。。
「Type-safe URL Routing in Swift」@稲見さん
URLルーティングというと私関係ないんじゃないかと思ってましたが確かにユニバーサルリンクなどでこの知識は必要ですね。このトークはtry!swiftのParser Combinators in Swiftの続編ということです。私の知識不足でまだ理解しきれていないのでもうちょっと時間をかけて理解していこうと思います。
「Using PDF in iOS」@吉川さん
私は以前PDFを表示する+αのアプリに関わったことがあるのですが、その時にPDFって奥が深いなーと思った記憶があります。そして資料が少ない印象があるので、PDFを扱うなら用途別にメソッドと実装例が載っているこの資料は貴重だと思います。もしまたPDFが関わってくるアプリに携わったら必ずこの資料を見ようと思います。
「Xcode8で開発はどうかわったのか」@森本さん
Xcode8になってちょこまかと変わってまだ追えていなかった(Swiftのバージョンアップに気を取られていた)ので、それをまとまって知ることができたこのトークは貴重でした。Xcode8で面倒になってしまった部分に対してどのように対応したらいいかという実践的なTipsも含まれており、なかなか勉強になりました。
「これから始めるProtocol Buffers導入」@伊藤さん
通信や永続化での利用を目的としたシリアライズフォーマットがProtocol Buffersとのことですが、JSONと比べて型を定義できるというところが嬉しいですね。導入するのに多少コストかかりますが、サーバからいろいろもらってきているのであればそのコストに見合うだけの恩恵は受けられそうです。
「DIを前提にしたiOSアプリの設計」@米川さん
スライドにもありましたが疎結合にできると通信部分だけモックにしてユニットテストを行う、などができていいですよね。このトークでは代表的なDIフレームワーク3つの紹介と比較や具体的なコードなども紹介されており、DI初心者にとって非常にありがたいものでした。DIというとちょっとハードル高く感じますがちょっとずつ勉強していこうかと思います。
「Swiftらしい表現を目指そう」@熊谷さん
www.slideshare.net
Swiftらしい表現を実現するための7つのポイントについて発表してくださいました。基本原則を話した上でその具体例も示していたので、非常にわかりやすく、勉強になりました。命名規則は「Swiftらしさ」に限らずコードの読みやすさに繋がるところなので、何度も読み返しつつ書いていきたいなと思いました。まじでこの資料は保存版だと思います。
Q&A
togetter
@es_kumagaiさんがまとめていました。