とりあえずやってみればいいじゃん

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エンジニア関連のことについてつらつら書くブログ

11/3 GeekWomenJapanで当日スタッフをしてきました #gwjp2016

GeekWomenJapanという主に女性エンジニア向けのカンファレンスがあり、それに当日スタッフ、スポンサーとして参加してきたのでレポートを書きます。複数トラック行われていた上、スタッフとしてslackを常にチェックしていたので部分的にはなりますがまとめをしておきます。

geekwomenjapan.github.io

オープニング

主催からのお話とスポンサーLTから始まりました。弊社オイシックスもドリンクスポンサーをしていたので私がスポンサーLTをやりました。何を話そうか迷ってはいたのですが、3分しかないので普通に会社の紹介をしました。「より多くの人が、豊かな食生活を簡単に送れるようなサービスの提供を行う」「つくった人が自分の子どもに食べさせることができる食材だけ販売している」ということを少しは伝えられたかなと。

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※「午前配達」にしたら午前セッションの終わりに間に合わなくて焦ったのは内緒。ちゃんと届きました。

Keynote

「My role as an Enterprise Support Engineer at GitHub and How I want to work as an engineer」@Junko Suzukiさん

人のカテゴライズ、ラベリングの話って難しいですよね。「得体がしれない」状態だと不安だからラベルを見つけて、それをもとに「◯◯っぽい人」というイメージを作り上げることは実際よくある話だと思いますが、それが「だろう」ではなくいつの間にか「◯◯のはずだ」というある種確信に近いものに変わってしまうと厄介ですよね。トーク中にも出てきましたが「妊娠中ということは今大変に違いないからこの仕事を任せるのはやめておこう」というのは余計なお世話である可能性も十分にあります。これを解消するためには当事者の意識の問題もありますが、場合によっては制度も必要になってきそうですね。

「Encouraging healthy communities at GitHub」@Danielle Leongさん

「女性が性別を隠してPRすると性別を隠さなかった場合よりもマージされやすい」という話は驚きでした。そんなことあるのかよと。

ハラスメントの問題もちょっと難しくて、本人が意識的にやっている場合もあれば、その時楽しいと思うことを普通にしているだけの場合もあるわけで。トークの中で「それを罰するルールではなく、良い行いを促進するツールを作る」という対策が話されていましたが、罰するという行為ではキリがない、根本的な解決にはならないという点で共感できるなと思いました。小学生の頃は「自分が嫌だと思うことは他人にはやらないように」という「思いやる気持ち」についてよく言われたものですが、ある種そういうものが強く必要なのかなと思いました。

コミュニティセッション

「○○の知らない世界」GTUG Girls & JAWS-UG

第一部

それぞれのコミュニティ紹介から始まりました。

  • GTUG Girlsとは
    • Google Technology User Group
    • Googleテクノロジーをはじめ、Webやアプリなどのテクノロジー全般が対象
    • イベントはいつもハンズオン形式
  • JAWS-UGとは
    • 全国に50を超える支部
    • 2011年から活動開始

第二部

GTUG Girlsがいつも行っているという「なごみタイム」に参加しました。

第三部

コミュニティメンバー数人が前に座り、お互いに質問し合う時間です。

  • [To JAWS]代表的なサービスを教えてください
    • EC2, S3
      • EC2:サーバサービス。インスタンスを立ち上げると仮想サーバになる
      • S3:ストレージサービス。S3にそのまま置くとホームページになる
  • [To GTUG]開発環境は何を使っていますか?エディタ、必須アイテムは?
    • AndroidStudio、インテリJ、Atom、VisualStudio、秀丸 etc...
  • [To GTUG]何のキッカケで開発環境を変える?
    • 「インテリJベースのAndroidStudioが賢かったから他もインテリJで」
    • sublimeText→Atom
      • 「寄付してね」がうざかった
  • [To JAWS]Vim推しの理由
    • [聴講者]推してるわけではなく、言語に合わせて使い分けている
    • [聴講者]サーバ上でviさえ使えればなんとかなると思ったから
  • [To JAWS]Amazonのドキュメントがわかりにくいのでオススメの書籍、サイト等
    • ドキュメントについて
      • 機能の更新は小さいアップデートを含めて毎日2個くらいされている
      • なので追いついていない部分もあるのだと思う
      • 必然的に英語の情報が最新になる
    • 英語苦手であれば英語得意な日本人が発信している情報を見る
    • 初心者支部があるのでそちらを頼りにしても
    • セルフペースラボを活用する
    • AWS Webinarを活用する
    • AWSに関するブログなど(クラスメソッドさん)とかを見る
    • qwikLABSを活用する
  • [To GTUG]毎回のテーマをどうやって決めている?
    • スタッフがやりたいやつ
    • アンケートの結果を見て

AWSに関してはあまりにも知らなすぎるので勉強したいとは思うものの何からどうやって勉強したらいいのかわからなかったのでこの話が聞けて良かったです。いろいろと親切なサイトがあるようなので活用してみたいと思います。GTUGさんは以前開発合宿でご一緒させていただいたことがあるのですが、普通の勉強会には未だに行ったことがない状態です。。。毎回ハンズオンをやっているということで初心者にも優しいと思うので興味ある技術を取り扱う会があればぜひ参加したいと思います。

「もしかして」「私たち」「「入れ替わってるー!?」」Java女子部 & Rails Girls

コミュニティ紹介

  • Java女子部
    • 2014年発足
    • 関東、関西、九州など
    • Javaと周辺技術の勉強会
    • アウトプットできる人を増やす
  • 今日のアプリ
    • Java x Springでチャットツール
  • Rails Girls
    • より多くの女性がプログラミングに親しみ、アイディアを形にできる技術を身につける手助けをする
    • 全国各地で開催

Java女子部

www.slideshare.net

私自身Rubyは今もちょいちょい使ってはいるものの、Railsはほぼ触ったことないのでRailsがどんなものなのかを知ることが出来て良かったです。Rubyを書かないであんなに簡単にサクッと作れちゃうのね。。。せっかくRubyをいじっているのでRailsも今度挑戦してみようと思います。

Rails Girls

Spring Bootでチャットツールを作りながらWebの仕組みを理解しよう!

私はSpring Frameworkの時代に触っていたことがあるので復習をしているようなかんじで聞いていました。確かに最初いろんなアノテーションがあるもんだから混乱したような気がする。。。

dots.女子部 & Ladies that UX Tokyo

dots.女子部

dots.について

  • dots
    • dots.テクノロジー勉強会サイト運営
    • イベント、コミュニティスペース運営
  • dots.女子部
    • 2015年設立
    • 特定技術や特定のテーマにとらわれない
    • エンジニア女子として誇りを持っている人たちの集まり

「25歳エンジニア女子の生存戦略」 @rllllhoさん

  • dots.女子部のいいところ
    • 言語の縛りがないところ
    • いろんな女性と情報交換したりする時間プライスレス
  • 転職前の私
    • 女性は逆算人生
    • 「女子よ急げ、男児の5年速く走れ」←出産などがあるから
    • 当時エンジニアリングはあまりしていなかった
    • →たくさんコードを書けそうな会社へ
  • これからもずっとエンジニアとして働き続けたいか?
    • プログラミングは好き、でも得意ではない
    • 私はエンジニアとして何者になれるんだろう
    • →みんなで何かをつくれるようなエンジニア

「女性は逆算人生」はすごくわかる。私も結婚、出産したらコード書いたり勉強したりできる時間が少なくなるんだろうなーと思って今はとにかく勉強してます。Qiita、はてなブログ、LTは積極的にするようにしてます。

「」@miso_soup3さん

  • dots.女子部の活用
    • 場所に所属する女子技術コミュニティ
  • 他界隈向けなC#
  • C#, .NET Framework
    • 今はWinddowsじゃなくても動く

すいません、すっかり聞き入ってしまってあまりメモ取れてませんでした。C#に関する最新動向についてのLTです。C#7.0で大きく動くようです。言語のバージョンアップはツラい部分がある反面面白いですよね。なぜ改良、削除されたのかなどまで追えるとより良いプログラムが書ける気がします。追えてないけど。

「わたしの恋したJS」 @melocaさん

  • javascriptとの出会い
  • ちょうど1年前の私
    • Javaをちょっとがちゃがちゃできるくらい
  • javascriptに出会った
    • 初心者でも簡単に動く、楽しい
    • なんでもありな感じが恋に落ちた
  • それからの私
  • 社外でのチーム開発にチャレンジ
    • 自分だからできることができた
  • 自分の可能性を広げてくれたのがjavascript

初心者でも動くというところはいいですよね。初めてホームページを作る時にCSS, JavaScriptを動かすということはよくあると思います。こんな身近なJSですがいろんなフレームワークが出てきてかなりいろんなこともできるのは魅力ですよね。

「デザイン指向はいいぞ」 @okoysmさん

  • 東工大でデザイン思考の授業を受けている
  • デザイン思考とは
    • 非デザイナーを対象にした発想法
    • PDCAサイクルの一つの形態
    • ただただ数字ベースではなく、観察、共感してインサイトを重視する
  • ポイント
    • 技術シーズに基づく発想ではなく、問題解決や利用者の視点に経った設計
      • 本当にそれじゃなきゃいけないの?
    • 最初のテーマはざっくり
    • empathize
      • ユーザインタビュー
      • 直接的な質問ではなくジャーニーで考える
    • define
      • ユーザの考えていることを定義
    • ideate
      • How might we questionを満たしそうなアイディアをどんどん出す
    • prototype
      • プロトタイプ作る
    • test
      • テストによって共感を高めていく
    • ユーザに共感するものづくりいいぞ

共感してものづくりをすることは大事ですよね。独りよがりのプロダクトでは世間に受け入れられません。世の中にはデザイン思考 5 つのステップというわかりやすい資料も出ているようなので今度ちゃんと勉強したいと思います。

Ladies that UX Tokyo

  • Ladies that UX
    • イギリスに本部がある
    • エンジニアもデザイナーも、他の職種の人もいる
  • 一時保育のプラットフォームCoPaNa
    • 保育園のホットペッパービューティーのようなもの
    • プロダクトとしては未完成、今月リニューアル
    • 就職活動、資格取得の専門学校、夫婦の息抜きの時間のために使っているなど
  • 苦労した点
    • チーム体制:1つに6人のエンジニア
    • デザイン思考で考えたものを提案して多額の資本金を引っ張っていくのが大変だった
    • 保育園にボランティアに行って子どもがいるということはどういうことかを学んだりした
  • 求めるエンジニア像
    • 事業の全体のKGIとKPI
    • 売上、会員登録数など全ての責任を負っている
    • KGI(Key Goal Indicator)
      • KPI = Key Performance Indicator
      • KGI = KPI x KPI
      • 事業のゴール:保育園の空き時間とユーザ数の掛け合わせ
      • KPIを因数分解して考える
      • 例:保育園数=アタック数、商談数、空き時間
      • この頭のまま話をしてもエンジニアと会話が合わない
      • →可視化して伝えるようにしている
  • コミュニケーションがうまくいかなかった例
    • あなたのこだわりはどこ?
    • 主張してくれればディレクションできる。それを聞き出せないとうまくいかない
  • それぞれどんな工夫をして仕事に望めばいいのか
    • 山の頂上、ずれてないよね?
    • エンジニアはプロダクトが完成することがゴールになっていたり
    • 大事なことは相手を理解すること、自分を理解してもらうこと
    • 衝突しながら溶かし合う
  • 大事なこと
    • 言われた通りに作らない
    • 何を満たすために作っているのか

対エンジニアにかかわらず、意識合わせは非常に大事ですよね。誰のどんな問題を解決しようとして、それを解決するためにはどのように何をどれくらい成し遂げないといけないのかは意識すべきです。ただ得意不得意、割ける工数に差はあるのでうまくコミュニケーションを取って解決していくべきだと思います。

懇親会

プロントを貸し切って行われました。プロントでも懇親会できるんですね。。。おそらく参加者は40人程度で立食形式で2時間ほど行われたので結構いろんな人と話せました。

トーク資料、他の方のブログ記事など

dots.に上がっているようです。

Geek Women Japan 2016 イベントレポート - dots. [ドッツ]

最後に

スタッフ(全員ではありませんが)の写真貼って終わりにしようと思います。皆様ありがとうございました!

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