とりあえずやってみればいいじゃん

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“未来のソフトウェア“のためのデザイン #designship2018

※この記事はDesignShip 2018 2日目のトーク、株式会社PKSHA Technologyによる「“未来のソフトウェア“のためのデザイン」の内容を書き起こしたものです。記事を早く出すため体裁が整っていない部分もあるかと思います。あとで気が向いたら直します。

トーク内容

PKSHA Technologyとは

機械学習自然言語処理などのソフトウェアを提供している。

自然言語処理を用いたコンタクトセンターの自動応答システム。100来た質問を100そのまま返すのは難しい。機械で応えられるものは50くらい。機械と人間のハイブリッドな関係を築くサービス。

大手町のビルにおいて「困っている人」を自動検知するシステム。車椅子に乗っている人などを検知して、警備員に通知するなど。

エンタメ領域における映像合成。バーチャルユーチューバーのトラッキングを楽にしたり。

今日話したいこと

未来のソフトウェアのデザインはアルゴリズムと密結合。

機械学習とは。人間が自然に行っている学習能力と同様の機能をコンピュータで実現すること。トレーニングデータを入力し、そこにテストデータを投入して判断して訓練している。トレーニングデータが少ないと精度が低くなる。機械学習系のプロダクトは基本的にデータ増加と共に精度が上がっている。

インテリジェントなソフトウェアの難しさ。

制度によってバリュープロポジションが変わる。精度が悪いと使い物にならない。精度が上がると使い所がわかってきたり、徐々に自動化に切り替えることができる。サービス全体の設計が変わってくる。

精度がダイナミックに変化する。同じタスクを特にしてもデータ量が増えるに従い精度が上がってくる。

価値を見出すために必要な3要素。バリューが提供できる最低限の精度を達成するように問題の切り出し方やアルゴリズムを工夫すること。精度100%の節制が難しい中、ミスを保管できるフェールセーフな仕組みを実装。オペレーションの中で人間の治験がアルゴリズムに自然と反映されるプロダクト設計。これを満たしたプロダクトはうまく軌道に乗る。

未来のソフトウェアではデザイナーに求められることが大きく変化する。今まで2Dで情報が出力される時代だった。今は音声での入力から始まり、3Dで出力されることも。