とりあえずやってみればいいじゃん

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これまでのスタンダード、これからのスタンダード AbemaTVが目指すクオリティについて #designship2018

※この記事はDesignShip 2018 2日目のトーク、株式会社サイバーエージェントによる「これまでのスタンダード、これからのスタンダード AbemaTVが目指すクオリティについて」の内容を書き起こしたものです。記事を早く出すため体裁が整っていない部分もあるかと思います。あとで気が向いたら直します。

トーク内容

自己紹介

広告系の制作会社にいた。今はAbemaTVのブランディングなどを中心にやっている

AbemaTVが目指すもの

マスメディアをつくる。インターネットが最近存在感が大きくなっている。しかし未だに田舎を中心にTVの影響力が強い。この2つをかけ合わせたらいいのではないかと思い、AbemaTVができた。ありそうでなかったもの。動画サービスはあったが、テレビとしてはなかった。

マスメディアたらしめているもの

番組、コンテンツについて。ニュース、バラエティなどいろんなものを配信している。以前は伝統、文化などの根強いものを作ろうとしていた。お年寄りが見るイメージがあった。これに対して遊びの要素をたくさん入れようとおもった。大相撲の番組がその事例。スタイリッシュでかっこよく仕上がっている。遊び心として、格闘ゲームのような形で力士紹介をしたり。将棋番組も華やかにしてみたり。早打ちは、あまり知らなくてもスリリングに感じるようにした。麻雀はリーグ戦を配信。スタジオもしっかり作ってみたり、ARを導入したりしている。おじさんくさいイメージを変えていこうとしている。野球ではパワプロ要素を入れるなど。ドラマの場合。美男美女が出てみんなが憧れるような非日常感が多かったと思うが、リアリティを求めてみた。女子高生向けで、台本がないようなものをドラマとして放送している。かなり人気が出てきている。亀田興毅に勝ったら1000万、という企画をやったことも。

プロモーションについて。まずはマスに届ける。大きい広告をうったり、新聞広告をテレビ欄に見せたり、Wi-Fiトラックを作ってみたり。

ブランディングについて。CI、VIだけでなくXI(体験)が重要になってきていると思う。AbemaTVとしてもここを大事にしていきたいと思っている。今までのブランディングは、バラバラになっていたものを整理するというイメージだったと思う。これからは、人によってちょっと違ったり、道筋がブランディングとなるように。品質の統一と安定に対して、体験そのものがブランドとして成り立つように。すでに知っているというのは安心感を生む。そこに今までとちょっと違うという意外性をかけ合わせるとわくわく感が生まれ、面白くなるのではないか。我々はここを目指そうとしている。新しすぎるとついてこない、今まで通りだとつまらない。

今後の展望

テレビとしてスタートしているが、テレビを通して買い物ができたり、何かを賭けたり、テレビだけでない他の体験を作っていきたい。