とりあえずやってみればいいじゃん

とりあえずやってみればいいじゃん

エンジニア関連のことについてつらつら書くブログ

転職して良かったと思った1年と近況と。

今日8月1日で、私が転職して1年が経ちました。ので、ちょっと振り返ろうかなと思います。

ちなみに転職後3ヶ月経ってから書いた記事はこちらです。

akatsuki174.hatenablog.com

今の職場どう?

技術にちゃんと向き合って毎日生活できている感が増したので、転職して良かったなぁと思っているところです。会社自体についても書いておきます。

良いところ

先の記事に書いた良いところは、今も感じています。技術というものに対して前向きな環境・仲間がいて、社員全員がユーザのことを真剣に考えてサービスを作っていて。あとは

  • 何か疑問に思うことがあったらslackでぼやけば誰かが助けてくれる
  • まだ試行錯誤中ではあるものの、デザイナーとエンジニアで早い段階から話し合うことができている
  • 会話は基本slackであまりリアルで話さないけど、でもみんなの仲は良い(slackでの会話が活発)
  • 勤務時間の前倒しができるので、副業や勉強会との都合が付けやすい

それから良いところというか、すごいなと思うのが、残業時間が短いです。私は夜に予定が入っていることが多いので「まだ時間あるしもう少し進めておくか」とかなんとかやって、20時間行かないくらい。19時台に最終退館の危機が迫ることもあるくらいです。1社目60時間、2社目40時間に比べたらだいぶ自分の時間が使えるようになって良いです。

ちなみに今までの2社は入社半年くらい経つと「あれ…?」という違和感を抱き始め、だんだん自分の中でもやもやを抱えて、最終的には常に体調不良みたいな状態になっていたのですが、幸いにも今の会社は入社1年経っても特段違和感はないですし、ここ1年ガチで体調崩したことはありません。

引っかかるところ

何も不満ない的なことを言うとウソっぽいのでちょっとうーんと思っていることも書いておきます。「リアルな場での話し合いが少ないこと」についてです。

元々MTGが少ない会社でしたが、最近は特にMTG時間をなるべく少なくしようという動きがあります。それ自体はコーディングに時間が割けるという意味で良いのですが、漠然とした不安もあります。

以前ある会社に訪問させてもらい、社内でデザイン思考をどう活用しているのかをヒアリングさせてもらったことがあります。その時印象に残ったフレーズがあります。それは「アジャイルなどを用いて短い期間で作れるようになってきたが、はたしてユーザが欲しがるものを作れているのかという疑問があった」というものです。どんなに開発を頑張ってスピーディにリリースできたとしても、それが本当にユーザが抱えている問題でなければ意味がありません。

別にリアルでの会話が少ないからユーザのことを考えてないとかそうゆうことではありません。slackや他のツールを使って十分議論してますし、本当にユーザのことを考えている会社だと思います。ただなんとなく、リアルな会話の場って大事なもののように思っていて。まあ単なる不安感が浮遊しているだけです。

近況

相も変わらずコミュニティ活動をいろいろしているので、その話をしようと思います。全部のコミュニティに触れるとわりとキリがないのでいくつか。

WITY

WITYはWomen In Technologyの略です。女性エンジニアを増やしたり、今いる女性エンジニアが働きやすくなるようにするために活動している団体で、創設メンバーとしていろいろやってます。法人化も見据えている、ちゃんとした団体です。この団体の代表はTECH PLAY女子部の元部長で、「こんなのやろうと思ってるんだ」と聞いた時に「面白そうだね」と言って参加した形になります。

とは言えども、最初からずっと関わっていくつもりがあったかというと微妙なところです。当時からわりと予定が立て込んでましたし、単に「女性」というキーワードを出すだけで攻撃対象になりかねない世の中なので迷いはありました。が、一緒に立ち上げるメンバーが良い人達だし、自分自身思うところがあったので今まで一緒にやってきています。

その「思うところ」というのに触れると、私は女性エンジニアが「自分に合ったロールモデルがなかなか見つからない」という状況をどうにかしたいなと思っています。いろいろな情報はありますが、女性エンジニアの割合は全エンジニアの1割ちょっとだと言われています。会社に女性エンジニア仲間がいない、もしくは1人しかいないという状況もざらにあります。普段開発している分にはそれでも特段問題ないのですが、困るのは将来のことを考えた時です。女性の場合、出産を経験する可能性があります。出産があるとどうしても一時仕事を休まなりません。そこで産休育休後の苦労やキャリアを考えようと思うわけですが、その時判断材料が足りないのでは?と思っています。会社では例があるかないかレベル、勉強会で女性エンジニアと会ったとしてもわりと仲良くならないとその人がどんなライフステージなのかわからない。加えて、できれば現役エンジニアの道を選ばなかった人の話も聞いてみたいけど、それこそ勉強会じゃ会えなくて全然話を聞けない、という状況です。こんな状況に対して何かできないかな、と思って活動しているのが現在になります。

あとは「食わず嫌いでエンジニアという選択肢を除外する」という人が少しでも少なくなったらなと。一部の人にとって、IT業界(特にエンジニア)のイメージは「ブラック」「キラキラ感がない」「オタク」とか、良いイメージはないようです。でも実際は業界というよりは職場によるところが大きいと思いますし、女性にとってエンジニアという職は(例外はあるが)「場所を選ばない」「時間を選ばない」というメリットがあるいい職業だと思うので。

あ、もしこの団体に興味があったらとりあえず私までご連絡ください。自分が運営に関わりたいという意味でも、企業として何か支援できるかもという意味でも構いません。

iOSDC Reject Conference

詳しいことはこちらに書きました。

akatsuki174.hatenablog.com

とりあえず、今年もiOSDCは簡単に終わらないぞ!ということです。「選ばれる」という厳しい生存競争の次の世界です。

ここに書いている通り、今年は企画をやります。この前1度オフラインMTGをして盛り上がりました。たとえリジェクトコンではやらないことになっても、別の勉強会に切り出してやってみたいと思うものもあります。そろそろ企画の一部はお伝えできるかなと…!

ちなみに先の記事を書いた時以降、運営メンバーが増えました。東京組で@macneko_ayuさん、@ichigoroさん、福岡組で@ukitaka_さん、@_ha1fさんです。ということでぜひ申し込んでください。リモート枠もあります。

iOSDC 2018 Reject Conference days1[非公式] - connpass
iOSDC 2018 Reject Conference days2[非公式] - connpass

もちろんiOSDC自体もお楽しみに。今年も良いかんじです。

その他コミュニティ

他にもいろんなイベントやっていて、Designer X Engineer Lovers(DXEL)という勉強会を立ち上げたり↓

note.mu

日本酒好きエンジニア/デザイナー集めて飲んだり↓

connpass.com

運動したいエンジニア/デザイナー集めてバスケやったり↓

sport-creator.connpass.com

(最近忙しくてできてませんが)Twitter上で積ん読を解消するもくどく会をやったりしてます↓

mokudoku.connpass.com

他にもまだまだあります。多い。

まとめ?

転職当時は「技術を取るのか、興味を取るのか」的なところで悩んでいましたが、今楽しくやっているので結果的にこの選択は間違ってなかったなと思いました。これからもこの会社でやっていきたいと思います。