読書メモ:カイゼン・ジャーニー -Foreword、Prologue-
読書した内容を忘れないようにするための要約メモです。
今回の本
カイゼン・ジャーニー たった1人からはじめて、「越境」するチームをつくるまで
今回は「Foreword」と「Prologue」の部分のまとめ。
要約
Foreword
開発現場では大小様々な問題が起こる。その中には新たな挑戦をしようともがき苦しむ中で生じるポジティブな問題と、対立や齟齬によりもたらされるネガティブな問題がある。後者を解決するにはこれまでのやり方を変えなければならないという個人の思いから発することが多く、一人で腰を上げることになる。この本では一人でも行動を起こすことができるということ、カイゼンのプロセスの具体例を示す。
この本の主対象はソフトウェア開発に関わってまだ経験が浅い人だが、その他何かしらのチーム活動をしている人などにも役立つところがあると思われる。
この本はストーリー仕立て、3部構成になっている。第一部は一人で、第二部はチームで、第三部はチーム外の人たちとの取り組みについて書いている。
Prologue
レクチャーを受けても質が改善されないQAチームに対する愚痴を聞いたり、コミュニケーションの齟齬によって生じたミスに対する言い合いが描かれている。
感想とか
Prologueに書かれているほど対立、言い合いはなかったが、コミュニケーションミスによって問題が発生したり、変えたいのになかなか変えられないということはあった。ここからどうやって物語が動いていくのかが楽しみ。