とりあえずやってみればいいじゃん

とりあえずやってみればいいじゃん

エンジニア関連のことについてつらつら書くブログ

転職して3ヶ月。現在の話と勉強会復活のお知らせ。

早いものであと数日で転職して3ヶ月経つのでこの3ヶ月を振り返ってみようと思います。結論から言うと転職して良かったです。

なぜ「良かった」?

退職時の記事にも書いた通り、私が今重要視していることは「自身の技術力の向上」です。特にその意味で弊社は良いなーと思いました。

■■コーディング時間の増加

格段に増えました。以前は数日に1日草が生えているという状況が珍しくなかったのですが、今は毎日草生えてます。これにはMTGが少ないということも寄与していると思います。iOSチームは毎日朝会をやっているのですが、それ以外のMTGが全く入ってない日が週3日くらいあります。今までこんなこと(確か)なかった。

■■毎日ちょっとずつ成長している感覚

毎日新しい発見なり、こうしてみた方が綺麗に書けるんじゃないかという発想が出てきています。毎日がエブリディです。コードレビューも複数人に見てもらってますし、逆に私もコードレビューをしているので書き方の勉強もできています。いろいろな学びがあるのでQiitaに投稿しようかなと思っているのですがここ2ヶ月くらい休日含めて忙しい状態なので書くネタを溜めている状態です。ちょっとずつ書いていけたらと思っています。

■■技術を有効に活用している

人間がやらなくてもいいようなことを積極的に機械に任せている感があります。slack bot、fastlane、Danger、Jenkinsを使っていいかんじにやってます。

■■ユーザの声を近くに感じられる

Twitter上の生の声を見たり、お問い合わせで来ている要望を共有して、やるやらを決めるMTGがあったりするので、例えばリニューアルの結果が良かったのか悪かったのかがダイレクトにわかったり、ユーザがどのように弊社サービスを使っているのかがわかったりして、間接的にユーザと対話している感があります。

あと入社時にサポート研修というものがあり、CSの方に見てもらいながら実際に来ている問い合わせに返信してみるという体験をしました。あれ結構難しいものですね。どういう状況でそうなったのか、何に対して「できない」と言っているのかなどがわからないことが平気であります。その場合は行間を読んで「○○ということでよろしいでしょうか。その場合は〜」と返したりしてました。でもこのように問い合わせが来るということはアプリ側からの「行間」、この操作をしたらこれができるというものを伝えきれていないんだろうなと思い、なかなか勉強になりました。

弊社に対する印象

■■少数精鋭

採用ページに「少数精鋭」と書かれていましたが、それは本当だなと思いました。エンジニアはもちろんですが、それ以外の方もすごいです。全員がGitHub、slackを使いこなしている感がありますし、いくつか兼務しててもバランス取ってこなしてますし、みんなほとんど残業しないのに仕事はきっちり終えてますし。

■■slack文化

MTGがあまりない代わりに、slackでの会話は非常に活発です。しかも反応が早い。面白いのはカスタム絵文字が非常に豊富だということです。個人的には(使い所は滅多にないですが)「AWSの気持ちになる」スタンプは面白いなと思いました。

ヒアリング始めました

私は今某家計簿アプリを作っているのですが、私は入社する直前まで家計簿アプリを使ったことはほぼありませんでした。社会人になって数ヶ月は紙で家計簿を付けていたのですが忙しさとか面倒という感情に負けて続きませんでした。今はゆるゆると付けたり付けなかったりをしている状況で、本来の家計簿アプリユーザではありません。なので家計簿を付けているユーザがどのようなモチベーションで使っているのかを知りたいし、逆に家計簿を付けていないユーザがどのような理由で付けていないのかも知りたいです。なので最近は知り合いとっ捕まえて家計簿アプリに関する認識、お金に関する意識、アプリ一般に対する意識とかを20分くらいヒアリングさせてもらって、どう改善するのがいいのかを模索していたりします。もしとっ捕まってもいいよという方がいたらTwitterとかで連絡ください。

転職について思ったこと

今の自分が大切にしている軸は何かを考え、それを求めていくことは大事だなと思いました。仕事時間を8時間、休憩時間を1時間、睡眠時間を6時間とすると、1日の意識がある時間のうち50%は職場にいることになります。かなり大きな割合です。つまりここでストレスが溜まるとかなり大きな負担になります。であれば職場に不満があったらどんどん言っていくべきだと思うし、それが改善されなかったら次の職場を探すことを視野に入れるべきだと思います。今現在特に大きな不満がなかったとしても、自分のキャリアを考える上で障壁になるようなところがあればそれも考慮すべきだと思います。

だいたい人間いつ死ぬかわからないので「あとちょっと耐えてみよう」とか「まだ○年経ってないから転職はまだかな」とかはもったいない気がします。今生きてる時間をより快適に過ごすために何をすべきかというところが大事なのではないかと。

仕事以外にこの3ヶ月間にあったこと

iOSDCはとてもデカいイベントでした。今年はコアスタッフ参加させてもらって去年よりもっともっと楽しめました。登壇資料作りとスタッフの仕事でかなり忙しい時を過ごしましたが楽しかった思い出ばかりです。しかも技評のweb記事を執筆させていただく機会もありいい経験になりました。1日目2日目の記事を書いたのでよろしければ御覧ください。

iOS Creators' Meetup復活させます

ここしばらく忙しくて何も手を付けられていませんでしたがiOS Creators' Meetupを復活させようと思います。ただ、コンセプト(iOSに関することなら技術的なこと以外でもOK)は変えませんが、しばらくはやり方を少し変えようと思っています。(書いてるうちにヤフーさんのBonfireと近いところもあるなあと思いましたが、これは元々あった構想だということをお伝えしておきます)

■■私が感じていること

最近私が思うこととしては「現場でのリアルな話を聞きたい」ということです。最新の情報の紹介や「こんなライブラリあるよ」などは、頑張ろうと思えば自分でも得られる情報です(それが手軽にできるかどうかは別として)。でも「このライブラリ便利そうだからプロジェクトに入れてみたけどこんなところでこんな躓きがあった」などのリアルな話は比較的聞く機会が少ないと思いますが、とても有益な情報だと思います。なのでしばらくはこちらに焦点あてられたらと思います。

■■形態

回ごとにテーマを決めて、それに関するトークを募集しようかなと思います。これも技術に限らないので「リニューアルの時に取った手法、対応」「新規登録ユーザに長く使ってもらえるために工夫していること」「集客のためにどのような設計をしているか」などのテーマで開催してもいいなと思っています。あと仕事での開発に関わらず個人アプリ開発をテーマにする回があってもいいかなと。

あとこうゆうテーマだと他の会社・プロダクトの話をより多く聞いてみたいのではないかと思うので、15分程度、懇親会とは別で周りの4,5人と話す時間を作ってもいいのかなと思っています。これには「懇親会で結局いつもと同じ人と喋ってしまう」という偏りを解消したり、「なかなか話しかけられない」という人にも話すきっかけが作れたらいいなという思いがあります。うまくいくのかはわかりませんが知り合いの輪を広げる仕組み作りはしたいなと思います。

■■登壇関連

時間は自己申告がいいかなぁと思っています。申し込み時に「15分で!」とコメントで宣言してもらって、それを19:35-20:45くらいまでの70分分集めるかんじ。懇親会の時間はちゃんと確保したいので分数コントロールはもうちょっとうまい仕組みを考えてやろうかなと思います。

それと「現場のリアルな話」という性質上、SNS禁止の話があってもいいかなと思ってます。まあそもそもどれくらいの人が現場の話を出してくれるのかという不安はありますが、場合によっては「うちの現場こんなかんじです!いいでしょ??ということで一緒に働いてくれる方を募集してます!」ということもできるので、ね?、と思っています。

■■ゆるぼ

やると宣言したはいいのですが、これからは完全個人主催になるのでそろそろ運営メンバーを募集しようかなと思います。1人でできないことはないのですが他の人もいると嬉しいなと。運営がやることとしてはテーマ決め、日程決め、場所決め、場合によってはゲスト登壇者の調整、懇親会の飲食物の準備、会場の設営と撤収とかかなと思います。あとは上でいろいろ書いていますがあくまでも構想・一案なので一緒に練っていただけるといいなーと思っています。ということで運営やってみてもいいよ!という方がいればTwitterとかなんらかの手段を使って私に連絡ください。

あと場所難民になるので場所貸してもいいよ!という企業さんがいたらそれもTwitterとかなんらかの手段を使って連絡いただけると非常にありがたいです…。様子を見つつですが、30人くらいのイベントにしようかなと思っているのでそれぐらいが入るスペースであれば。次回は12月か1月にできたらいいなと思っています。

最後に

かなり長々と書きましたがとりあえず元気にやってそうだなということがわかっていただけたかなと思います。そろそろクソ忙しい時期から抜けるので🍶とかランチとかお相手してくれるとうれしいです。