とりあえずやってみればいいじゃん

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エンジニア関連のことについてつらつら書くブログ

転職について本気出して考えてみたら意外になくはないんだと気が付いた

※この記事はQiita Advent Calendar 2016:転職の記事になります。

タイトルはポルノグラフィティの「幸せについて本気出して考えてみた」のパロディでちょっとふざけてますが、内容はしっかりと書きたいと思います。この記事では「転職についてあまり良いイメージを持っていなかった私が転職というものを経験し、案外悪くないもんだなと感じた」話について書こうと思います。

「転職をすること」にフォーカスして書くので、転職理由や選考などについては触れません。

転職活動時期

転職という言葉が頭をよぎり始めたのはおそらく社会人2年目の夏くらい、実際に転職活動を始めたのが2年目の2月頃です。

転職前の、転職に対するイメージ

当時の私は転職に対してあまり良いイメージを持っていませんでした。理由はいくつかあって①会社から逃げているような気がする、②とりあえず新卒3年目までは1つの会社にいないと転職時の印象が悪いのではないか、③転職してもっと自分に合わない会社に入っちゃったらどうしよう、④たいしてスキルもないのに転職なんてできるんだろうか、などなどいろいろでした。

不安は、思い込みでした

転職前に思っていたいろいろなことに対して今の自分の考えを書いてみようと思います。

①会社から逃げているような気がする

転職というのは「逃げ」ではなく立派な「選択肢」だと思います。別の環境で挑戦してみたい、どうしても会社の方針と合わないなどの状況が発生しているのにいつまでもとどまっていて、何が得られるでしょうか。その得られるものに対して、失うものは見合っているでしょうか。

「今の会社でももうちょっと頑張ったら転職しなくてもいい状況になるかもしれない」と思いちょっと動き方を変えてみたこともありましたが、個人の力で変えられる部分と変えられない部分はあります。変えられる部分だとしても変えるのに長い時間がかかるのならその時間、労力を転職活動に費やした方が有意義だと思います。

②新卒3年目までは1つの会社にいないと転職時の印象が悪いのではないか

転職エージェントの人に聞いたら最近はそうでもないらしいですね。やはり「3年」という単位を気にする企業もあるようですがまぁそれはそれで。

③転職してもっと自分に合わない会社に入っちゃったらどうしよう

ここに関しては自分の力だけでなんとかしようとせず、使えるものを使えばある程度解消される話だと思います。転職エージェントや転職口コミサイトを使う、実際にその会社に所属している友達に聞く、転職経験者に話を聞くなどやれることはいろいろあります(転職口コミサイトは口コミの投稿時期には気をつけてください。特にベンチャーだと数年違っただけで内情がかなり変わります)。「やりたいこと」に関しては面接の時に「こんなことがやりたいんです!」と主張しておけばその場でフィードバックはもらえると思います。

あとは自分が何に価値を置いているのかをしっかり把握しておくことが重要ですよね。今の会社の何が不満で、何は良いのかを列挙する。他社の人と話していて羨ましいと思ったことを列挙する。それだけでも自分の価値観が見えてきます。そこでわかった価値観に関する情報を中心に集めていけばそうそう外れた会社に入ることはないと思います。

④たいしてスキルもないのに転職なんてできるんだろうか

現に転職できたわけなので「できる」という答えになります。もちろん受ける企業によりますけどね。コーディング試験があったら私は危なかった気がしています。

私の場合スキルはありませんでしたが、日頃からこまこまと書いていたQiitaは履歴書に載せていました。勉強している一種の証拠にはなりますし。

転職してみて

会社が変わることで新しく覚えなくてはならないことあったりなんだりしますがより自分を高められる可能性があるなら転職も悪くないなと思いました。もし以前の私のように「転職=良くないこと」と短絡的に考えてしまっている人がいたら今一度、自分の中で何が障害になっているのか、それは本当に障害なのかを考えてみてほしいと思います。